君のいない街

君のいない街にぼくはひとりで今も変わらぬ日々を暮らしていて、ただ違うのはひとりぽっちで膝を抱えているということ。

 
君が隠していた闇も手の中に包み込んでしまいたいのに、それはもう叶わないと知っている。
 
いままで言えなかった「ごめんね」と「ありがとう」が、今にも溢れ出しそうで、言わないと溺れてしまいそうなのに、喉の奥で言葉は絡んだままで心が叫んでいる。
早く早く、君に伝えなくちゃならないのに。